新紙幣に対応したレジの導入に使える補助金・助成金

編集:2025年1月

こんにちは。今回は新紙幣に対応したレジの導入に使える補助金・助成金を紹介していきます。補助金・助成金は申請が通ってから発注ができるなどのルールがありますので、ぜひ本コラムを読みご活用いただければと思います。

補助金とは
国や自治体の政策目標(目指す姿)に合わせて、さまざまな分野で募集されており、事業者の取り組みをサポートするために資金の一部を給付するというものです。審査があるため必ず給付されるものではありません。
助成金とは
主に厚生労働省が管轄しています。雇用状況の改善などに対して一定の割合で経費の一部が給付されます。補助金と異なり基本的には一定の要件を満たせば給付されます。

持続化補助金

概要

小規模事業者持続化補助金(=持続化補助金)は、小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度です。

どういうときに使えるの?

販路拡大の取り組みの際に、新紙幣に対応した機械類を導入する際に使える。
例)インバウンドに対応できる多言語対応かつキャッシュレスのセルフレジの導入など

補助金額・補助率

  • 補助金額:最大250万円
  • 補助率:最大3/4

補助金の対象者

商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く):常時使用する従業員の数5人以下
上記以外の業種:常時使用する従業員の数20人以下

省力化補助金

概要

中小企業等が、事務局HPに公開する補助対象製品のリスト(カタログ)
に登録された製品から選んで省力化のための設備投資を行い、労働生産性 年平均成長率3%向上を目指す事業計画の取組に対して支援を行います。

どういうときに使えるの?

人手不足に悩み、省力化を達成するために新しく機械装置を導入する際に使える
例)旧紙幣しか対応しておらず新紙幣を使うたびに従業員が対応していたが、新紙幣に対応した券売機や自動精算機を導入するなど

補助金額・補助率

  • 補助金額:最大1500万円
  • 補助率:最大1/2

補助金の対象者

人手不足にある中小企業または個人事業主

IT導入補助金 インボイス枠 インボイス対応類型

概要

中小企業・小規模事業者等のみなさまが導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト、パソコン・ハードウェア等の経費の一部を補助することで、インボイス制度に対応した企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。

どういうときに使えるの?

会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフトを新たに導入する際に、新しいレジや券売機を導入する際に使える

補助金額・補助率

  • ツール:最大350万円 補助率:最大4/5
  • パソコン・タブレット等:最大10万円 補助率:最大1/2
  • レジ・券売機等:最大20万円 補助率:最大1/2

補助金の対象者

納税証明書が提出できる中小企業・個人事業主

業務改善助成金

概要

業務改善助成金は、生産性向上に資する設備投資等(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行うとともに、事業場内最低賃金を一定額(各コースに定める金額)以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成するものです。

どういうときに使えるの?

事業場内最低賃金を引き上げる計画と、生産性向上に資する設備を導入する計画があるとき
例)事業場内最低賃金を引き上げて、新紙幣に対応したPOSレジとシステムを導入する際に使える

助成金額・補助率

  • 助成額最大:600万円
  • 補助率:9/10

助成金の対象者

中小企業・個人事業主
事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること。

働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)

概要

生産性を向上させ、労働時間の削減や年次有給休暇の促進に向けた環境整備に取り組む中小企業事業主の皆さまを支援します。

どういうときに使えるの?

労働能率の増進に資する設備・機器などの導入・更新をするとき。
例)新紙幣に対応したレジなどの導入

補助金額・補助率

  • 助成額最大:730万円 
  • 補助率:最大4/5

助成金の対象者

1.労働者災害補償保険の適用を受ける中小企業事業主であること。
2.年5日の年次有給休暇の取得に向けて就業規則等を整備していること。

まとめ

新紙幣対応で補助金を検討するときのポイントは、今後の事業計画を立案することです。また事業者の状況や計画の内容によって活用できる補助金や助成金が変わってきます。
小規模事業者で販路を拡大していく計画があるのであれば持続化補助金
人手不足で新しいレジなどを導入するなら省力化補助金
アプリケーションなどのツール導入が中心ならIT導入補助金
雇用状況を改善するのであればそれに合わせた助成金
などのように活用してみてはいかがでしょうか。

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