編集:2023年10月

中小企業や小規模企業は、広告宣伝に使える予算が限られています。近年Webマーケティングが重要視されていますが、SNSを使ったマーケティングも注目を集めています。
SNSの多くは無料で使えます。お金をかけなくてもプロモーションできる大変便利なツールです。今回はSNSの種類や選定方法、使い方をご紹介いたします。
SNSの種類と特徴
様々なSNSがありますが、日本国内で利用されている主なSNSは次のものです。
※数字は2023.9月時点
国内で3,300万人が利用しているSNSです。写真や動画などによるビジュアルの訴求とハッシュタグの投稿を主体とした情報発信を行うSNSです。特に若年層やアパレル、美容などに関心のある層が多く活用しています。
国内で2,600万人が利用しているSNSです。実名で登録し写真や動画、文章での情報発信を行うSNSです。利用者の年齢が高めで、ビジネスマンや経営者層などビジネスシーンで利用している方が多いです。若年層での利用者が少ないです。
X(旧Twitter)
国内で4,500万人が利用しているツールです。短文(140字以内)を発信することを目的に作られたSNSです。近年では動画や写真の投稿も可能ですが長文は敬遠される傾向にあります。拡散力と即時性が強いです。若い世代が中心ですが、多くの年代で活用されています。
LINE
国内で9,300万人が利用する国内最大規模を誇るSNSです。年代性別を問わず大概の人が活用しています。情報発信というよりもコミュニケーションツールとして活用している方が大半です。
YouTube
国内で6,900万人が利用する動画投稿サイトです。年代性別を問わず多くの人が利用しています。誰でも手軽に動画の投稿が行え、個人だけでなく企業も公式チャンネルを作り投稿しています。
国内で300万人が利用しているツールです。高所得者が多く利用していると言われ、ハイクラス人材にアプローチしたい場合にはお薦めです。
SNSを選ぶ選定基準
SNSを選ぶ場合選定基準は、自社がターゲットとする顧客がどのSNSをどのようなシーンで利用しているかで選定します。
例えばアパレル関係や美容関連であればInstagramで写真を中心とした発信が良いでしょう。若い世代は飲食店を探すのもグルメ情報サイトではなく、Instagramの投稿から写真をみて選択することが多いです。
比較的年齢の高い人達への発信であればFacebookがよさそうです。特にビジネスで利用している人が多いので、ビジネスでSNSを活用していくにはFacebookの活用をお薦めします。
このように発信したい利用者の特性に合わせてSNSを選んでいきましょう。
SNSでの投稿のポイント
SNSではただ闇雲に投稿を行っていれば良いというものではありません。利用者に共感してもらい、自社に関心をもってもらい、将来的にはファンになってもらうのが目的です。投稿のポイントは次の点です。
告知ではなく共感が得られる投稿をする
SNSを宣伝ツールと考えて、告知ばかりを投稿するケースがよくあります。ただ、基本的にSNSは友達同士が集まってそれぞれの近況を報告するような、いわば「コミュニティツール」です。そこで宣伝ばかりをすれば、反感を買ってしまうこともあるかもしれません。投稿は「共感」されるような内容のものを中心にするように心がけ、宣伝はごくたまに、少しだけ織り交ぜる程度にとどめるのがコツです。
写真や動画が大事 「人」は「人」に反応する
よい写真や動画を載せれば「いいね!」が伸びるという傾向があります。また、長年の研究成果から、「人」は「人」に反応するということがわかっています。つまり、無機質な景色やモノの写真を載せるよりも、「人」が登場したほうがはるかにいい反応があるということです。実際にやってみれば成果が実感できることでしょう。全身が映っていなくても構いません。手だけや後ろ姿でも人が映っている方が共感を得られます。
SNSの種類に応じた投稿回数を
筆無精はSNSの敵です。SNSで集客したければ、最低でも1日に1回は投稿しましょう。時間を決めて習慣化することをお薦めします。ただしXの場合は1日に複数回行わないと効果がでにくいので注意しましょう。
テーマを決めてシリーズ化
毎日適当なことをつぶやくのではなく、テーマを決めて、シリーズ化した記事として投稿しましょう。「テーマ」は仕事とは無関係なものでもかまいません。その街の歴史や古写真を載せて、地元の人に読んでもらうなど、シリーズ化したブログのような展開から集客に結びつけている例もあります。
複数のSNSを組み合わせてみる
SNSの種類と特徴のところでお話ししましたが、InstagramやFacebook、Xといった情報発信型のSNSとLINEでは活用シーンが異なります。
InstagramやFacebook、Xで情報発信しながら、LINEでは広告を行うことが多いです。LINEは利用者同士のコミュニケーションで活用することが多いので、コミュニケーションの度にアクセスするため利用頻度が高くよく目に留まります。LINEでは年代・性別での広告発信はもちろんのこと、狭い範囲に絞った地域への広告配信が行えます。例えば現在○○町にいる20代の女性に発信するという設定を行えます。商圏以外の利用者に発信することがないため、効率よく広告を発信することができます。
SNSは無料で利用できるツールです。それぞれの特徴を活かしうまく発信、広告し効果的にプロモーションしていきましょう。
※本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名はそれぞれ各社の商標および登録商標です。

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