飲食店を経営されている方のなかにはさまざまな悩みがあると思われます。
その中でも特に大きな悩みの一つが「集客がうまくいかない」というものです。
では「集客がうまくいかない」とはどういうことでしょうか?
例えば「新規顧客の集客がうまくいかない」「リピーターになってもらいにくい」「土日は満席だが平日の予約が入らない」など一口に集客がうまくいかないと言ってもさまざまなパターンがあります。
まずは自分のお店の「集客がうまくいかない」とは具体的にどんな状況なのかを把握することからはじめましょう。
それがわかれば次にすることは多種多様なサービスの中から適したものを選択して集客をしていくことです。
※画像はイメージです。
飲食店の集客や販促に活用できるサービスには有料・無料・オンライン・オフライン問わずさまざまなものがありますが、今回はその中でも無料で、かつ集客につながるサービスをご案内したいと思います。
事例も交えてご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。
無料で集客する前に改めて自分のお店を知る
コンセプトを明確にする
前述の通り飲食店で集客をするにはまずは自分のお店のコンセプトを明確にする必要があります。
例えばお店の雰囲気、どういった目的で利用される方が多いか(食事か休憩かなど)、立地、料理の方向性、値段、スタッフの人柄、席数、予約の有無などです。
お店のコンセプトがわかればお客さまも自分にあっているかどうかを判断しやすく、実際に来店された際のギャップが少ないとリピーターにもつながりやすくなります。
ターゲットを明確にする
次に考えるのはターゲットです。しかしターゲットはコンセプトが明確になっていればある程度は見えてきます。
お一人さま向けか、団体さま向けか、学生メインか、ファミリー層か、男性向けか、女性向けかに加えて、昨今の情勢からインバウンド需要はあるか、デリバリーは可能かなど、できる限り細かく分析すると集客するために必要なツールやサービスが絞られてきます。
飲食店で新規顧客を集客するための具体的な無料サービス
無料でGBPに登録してMEO対策による集客
GBPとはGoogleビジネスプロフィールのことでGoogleで検索した際にお店の情報を無料で提供できるサービスです。
ここに営業時間や料理の画像やコンセプトなどを掲載することでお店のことをよりPRできるのです。
そしてここに登録することで近隣に住んでいる人や近くでお店を探している方に、特に飲食店では高い集客効果を発揮します。
近年、「近くの〇〇」というキーワードでGoogle検索される件数が増加していますので、ここに登録する重要性は高まっています。
加えてGBPにはお客さまから口コミを書き込めるようになっています。
お店に対して良い口コミが増えれば、それを見た方からお店を選んで貰える確率があがります。
このように、GBPなどに情報をしっかり登録し、Googleマップに最適化することをMEO(マップエンジンオプティマイゼーション)」と言います。
飲食店で無料でSNSを活用して集客する
SNS(Instagram・LINE・Facebook・Xなど)は今では集客に欠かせないツールとなっています。
利用者の主な層としてはInstagram・Xが比較的若年層、FacebookやLINEが中年層からシニア層と言った具合に分かれていますので前述した自分のお店のターゲットに合わせてPRするツールを決めましょう。
加えてビジュアルでアピールできるものや拡散力が高いものなど、SNSごとにさまざまな特長もありますので自分のお店にとって何が適しているかを判断して活用しましょう。
もちろん多くのSNSを活用するのが理想ですが、更新されないSNSは集客にとってはかえってマイナスになるケースもあるため、ある程度の更新頻度が確保できる数に絞るのがよいでしょう。
飲食店サイトへの無料登録で集客
食べログなどの飲食店サイトへの無料登録も集客する手段として役に立ちます。
食べログでは有料プランでなく、無料のプランでも営業時間や定休日はもちろん、メニューの登録・こだわり情報に加えて料理写真や内観写真などさまざまな情報をPRできるので是非登録しておきましょう。
そのほか多くの飲食店サイトがありますので、それぞれのサイトで無料登録できるものに関しては積極的に登録をおこなってみてください。
飲食店でリピーターを集客するための具体的な無料サービス
ポイントカードでリピーターを増やす
リピーター向けに無料で集客でき、効果的なのがポイントカードやスタンプカードなどの配布です。
これは、一定のポイントを貯めると割引やドリンク1杯無料などの特典と交換できることで、ポイントを貯めることも来店の動機づけとなるため、リピートにつながりやすくなります。
例えば、平日にお客さまにもっと来てほしい場合は、「〇曜日はポイント2倍」などの施策を打つことで来店につなげることも可能です。
ただし注意が必要なのは、ポイントカードの特典が魅力的でなかったり、獲得するまでのハードルが高すぎたりすると、2回目以降の来店の動機になりづらいのでバランスをしっかりと検討する必要があります。
リピーター向けのメルマガで集客する
こちらも無料で飲食店でのリピーター集客にかかせない施策です。
季節限定のメニューや旬の食材が入荷したタイミングで配布したり、お得なクーポンを配布したりしてリピートにつなげることも可能です。
SNSでは発信しきれなかった詳細な情報を盛り込むこともできますが、お客さまのメールアドレスを取得する必要がありますので、一度来店いただいた方から情報収集する必要があります。
近年ではSNSの普及によりメールアドレスの活用頻度が下がっていることから、LINEのお友達登録から情報を発信することも非常に効果的になっています。
飲食店への無料集客方法の事例紹介
飲食店で新規開店後のGBP登録
飲食店への無料の集客に関して、よくご相談をいただく事例をご紹介します。
GBP自体は漠然とご存じではあるものの、情報入力の方法やオーナー登録などはよくわかない状態のビジネスオーナーさまからご相談をいただくことがあります。
飲食店にとってGBPは非常に重要で、理由としては
①自分のいる近くから飲食店を探すケースが多い
➁口コミで飲食店の良し悪しを判断したい
③画像などから料理のイメージや店の内観イメージを事前に知りたい
などの需要があるからです。
特にオーナー登録に関しては飲食店は必須と言っても過言ではないでしょう。
オーナー登録すると追加で情報を登録できるだけでなく口コミに対して返信することもできるようになります。
口コミはいいものばかりではなく批判的なものも入ってきます。
この批判的な口コミに真摯な返信をすることで見た方の印象が良くなります。
加えてオーナーが見ていることで事実と異なるようなクレームの書き込みが減少する効果も期待できますので、飲食店のオーナーさまは、まずはオーナー登録をしてみてください。
実際にオーナー登録を案内し、ご登録いただいた飲食店のビジネスオーナーさまからは、
「その後はGBPを順調に運用できており、集客を増やすことができた。」
「ホームページ制作会社やGoogleに問い合わせをしても、たらい回しで答えが返ってこなかったが、御社に相談したら丁寧に案内してくれて非常に助かった。」
などのありがたいお言葉を多数いただいております。
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飲食店でのSEO対策
もう一つよくあるご相談事例をご紹介いたします。
相談内容はシンプルで、「検索しても上位に表示されない」というものです。
SEO対策に関してはどういうキーワードで表示されないのか、そのキーワードの検索ボリュームがどれくらいあるか、競合がどれくらいいるか、などを確認する必要があります。
しかし、飲食店においては自社サイトのSEO対策を強化するより、飲食店の情報が掲載されたポータルサイトからのリンクや、GBPからのリンク、各種SNSからのリンクを貼るほうが有効にはたらく場合が多いのです。
このようなご相談を受けた際にも、実際にSEOキーワードのご案内に加え、各種リンクの設定をしていただくことで自社サイトへの流入が増加し、それに伴いオーガニック検索でも上位に表示されるようになったケースも少なくありません。
こちらも「相談した内容だけでなく、自分のお店にとってどこを強化すれば集客につながりやすいかを教えてもらって非常に助かった」などのお声を多く頂戴しています。
以上が「無料でできる飲食店への集客方法・事例紹介」となります。
ここまでで、ある程度無料で集客をする方法がおわかりいただけたかと思いますが、実際にやってみるとなかなかうまくいかなかったり、わからない部分が出てくることもあるでしょう。
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