アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とは、広告主が打ち出したい商品やサービスなどの広告を「アフィリエイト/アフィリエイター=第三者」のホームページやSNSなどに掲載し、その成果に基づいて広告主がアフィリエイターに報酬を支払うことで成り立つ広告です。
この記事では、アフィリエイト広告のメリットやデメリット、アフィリエイト広告の仕組みや具体的な活用例などを交えてアフィリエイト広告の詳細をご説明します。

アフィリエイト広告のメリット

アフィリエイト広告は「成果報酬型」

広告主は、例えばアフィリエイターのホームページ訪問者が広告主の広告をクリック、あるいは商品やサービスを購入したり利用した場合にのみ報酬を支払う形態が取れるため「成果報酬型」であると言われています。このためアフィリエイト広告は一般的に費用対効果が高いと言われています。

また、アフィリエイターのホームページやSNSのテーマと広告主の商品やサービスに親和性があれば、アフィリエイターのホームページ訪問者は企業のターゲットそのものである可能性が高く高い成果を期待できる可能性があります。

アフィリエイト広告は「コストコントロールが可能」

アフィリエイト広告は、広告主が広告に費やせる金額を事前に設定することができます。ですからアフィリエイト広告は「予算を大きく超えてしまった!失敗した」といったことを防げるのです。

ちなみに、予算の上限に達した場合アフィリエイト広告の掲載はどうなるのか気になりますよね。アフィリエイト広告では、予算の上限に達するとアフィリエイトのホームページやSNS上で自動的に広告掲載が停止されます。また、予算の上限に近づいた場合には広告主に通知が来る仕組みもあるため、その通知を確認した上で予算を追加・調整することも可能です。
その時々の予算状況に合わせてコストをコントロールできるのは有難いですよね。

アフィリエイト広告は「広範囲にリーチできる」

アフィリエイターはさまざまな媒体を活用しているため、さまざまなターゲットにリーチできます。では、ここで言う「媒体」とは何を指すのでしょうか。主な例をご紹介します。

  • Webサイト

 アフィリエイト広告掲載先の媒体の1つめとしてWebサイトがあります。最近では、特定のテーマや分野について詳細の情報や知識を豊富に紹介しているWebサイトが多数あります。例えば「投資を始めたい!」と思い立って調べた時に、投資に関する基礎知識、投資を始める手順やメリットなどが一連の情報となってまとまっているWebサイトがあると思います。こういったWebサイトへ広告主の投資に関するサービスや商品のアフィリエイト広告を掲載すると、投資に興味があるターゲットへリーチできることになります。

  • ソーシャルメディア(SNS)

アフィリエイト広告掲載先の媒体の2つめとしてInstagram、FacebookやYouTubeなどのソーシャルメディアがあります。例えばインフルエンサーといって、ファッションなど特定の分野で多大なる支持を集めている人のInstagramなどにファッションに関するアフィリエイト広告を掲載すると、ターゲットの興味・関心のみならず商品の信頼性を高める効果をも獲得し、高い効果が期待できるかもしれません。

このような各種媒体を利用しているユーザー特性を調査・理解した上で、広告主の商品などと親和性のある媒体にアフィリエイト広告を掲載すれば、適したターゲット もしくは 幅広いターゲット層へ効果的にリーチすることができます。

アフィリエイト広告のデメリット

アフィリエイト広告は「商品イメージやブランド管理が難しい?!」

改めて、アフィリエイトの広告掲載先は「アフィリエイター=第三者のホームページやSNS」などです。ですから、広告の掲載方法や広告を打っている商品の紹介の仕方など、商品のブランドイメージやメリットを適切に伝えるための細かな指示や管理が難しいという側面があります。ですから、広告主はアフィリエイターのホームページやSNSを注意深く確認・理解してアフィリエイター選定することが重要です。具体的な確認ポイントは、アフィリエイターが日頃からホームページなどで丁寧な情報提供をしているか?アフィリエイターの情報提供に対するユーザーの評判はどうか?といった点です。きちんと信頼できるアフィリエイターを選定できるか否かは、アフィリエイト広告の効果にも大きく影響します。
もちろん、アフィリエイト広告掲載後の掲載内容についても適宜確認することが重要です。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告に関する登場人物

アフィリエイト広告主
(企業など)
アフィリエイト広告で販売促進したい商品・サービスの提供者
アフィリエイター
(第三者)
自身のホームページやSNSなどでアフィリエイト広告主の商品やサービスについて自身の目線や体験も踏まえて訴求する人を言います。
ユーザー
(消費者)
アフィリエイターのホームページやSNSのユーザーであり、アフィリエイト広告をクリックして商品やサービスを購入したり利用する可能性のある人のことを言います。
アフィリエイトネットワーク(プラットフォーム)
アフィリエイト広告主とアフィリエイターをつなぐ仲介役です。
さまざまなアフィリエイト広告主が設定したアフィリエイトプログラムの管理や、アフィリエイターへの報酬の支払いをサポートするなど、アフィリエイト広告に関する各種取引がスムーズに進むように尽力します。

アフィリエイト広告の流れ

アフィリエイト広告主は、アフィリエイトネット―ワークに登録しアフィリエイトプログラム(アフィリエイターへの報酬の条件など)を設定します。

アフィリエイターはアフィリエイトネットワークに参加し、自身のホームページやSNSなどに親和性があり かつ 訴求したいと思える商品やサービスがあるかを確認します。興味関心のある商品やサービスがあれば、その広告主のプログラムに申込みします。
申込みが承認されると、アフィリエイターはアフィリエイトリンクを取得します(アフィリエイトリンクは、どのアフィリエイターの成果か識別するためのリンクです)。

アフィリエイターは自身のホームページやSNSなどで、アフィリエイト広告主の商品やサービスのメリットや体験レビューなどを訴求し、アフィリエイトリンクを掲載します。

消費者がアフィリエイターのホームページやSNSを閲覧し、アフィリエイターの商品やサービス紹介内容などに興味を持つとアフィリエイトリンクをクリックします。そしてその商品やサービスをより詳細に説明・訴求するアフィリエイト広告主のホームページへ移動し、購入意欲が掻き立てられれば購入や利用といったアクションを起こします。

アフィリエイトネットワークは、④で説明した消費者のアクションを追跡し成果を把握します。その成果把握に基づいて報酬を計算し、アフィリエイターに報酬を支払います。

以上が、主なアフィリエイト広告の仕組みです。

アフィリエイト広告の具体的な活用例

例えばあなたが便利な海外旅行向けバッグ(商品)を取り扱っているとします。その販売促進にアフィリエイト広告を活用するとどんな広告掲載や効果が期待できるでしょう。


  • アフィリエイター

海外旅行に頻繁に行き、観光スポットへの異動から観光スポットのグルメや体験動画を自身のホームページで紹介しているアフィリエイターがいたとします。しかもこのアフィリエイターが海外旅行を趣味とするユーザーから人気のアフィリエイターだとします。

  • 期待する広告掲載

アフィリエイターが海外での異動時の困りごととして「貴重品と頻繁に出し入れするものがバッグの中でごちゃごちゃになり紛失の心配や煩わしさがある」が、「この海外旅行向けバッグはパスポートなどの貴重品は内側のチャック付きポケットにすっぽり入り、頻繁に出すスマートフォンや財布は整理整頓できる仕切りがありとても便利!」といった紹介と共にアフィリエイトリンクを掲載した場合…

  • 期待する効果

多くのユーザーから支持されており、消費者自身も好きなアフィリエイターが丁寧に紹介している商品はやはり気になりますよね。この時点で、あなたのターゲットとなり得る消費者を効率よく惹きつけられていますよね。
そして、その広告をクリックした消費者に対して、広告主であるあなたのWebサイトでより詳細の使い勝手を視覚的にもわかり易く提供できれば、単なる営業活動をおこなった時よりも購入といったアクションへの繋がる率は大きく変わってくるのは想像できるかと思います。

最後に

アフィリエイト広告についてご理解いただけたでしょうか。
今後のビジネスチャンスを広げるためにもアフィリエイト広告の活用は検討する余地があると思います。

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